(ToT)

オタクがたのしい たまにかなしい

君に愛されて痛かった

 

 

 

君に愛されて居たかった

 

 

 

 

 

 

 

 

先月末をもって、白鳥白鳥さんが二丁目の魁カミングアウトの活動、白鳥白鳥としての活動を終了しました。

 

 

 

 

 

 

別れは突然に、とか言うけど本当にその通りで。

一週間弱経った今でも信じられてない。この先も信じることは無いと思う。

活動終了のお知らせを見た時、今までたくさん積み重ねてきたことが全て壊れたような音がしました。

 

 

 

 

 

 

なにも無かったわたしの、唯一の心の支えでした。

 

出逢った日からずっとはくちゃんのことを第一に想って生きてたから。そんなことないって思う人もいるかもしれない。けど、わたしは本当にはくちゃんのことを大事にしていたしずっと大好きだった。わたしの人生ははくちゃんを中心に回っていた。2018年から今までずっと歯車はずっと回り続けていた。止まることなんか知らなかった。

 

 

 

一生一緒、一生アイドル、一生ヲタク、なんて重いようで意外に軽い言葉をずっと言ってきた。わたしにはすごく重く感じた。彼に嘘は無いと思っていたから。わたしも彼から離れることは無いと自分で確信していたから。

 

 

 

なのに、なんで今白鳥白鳥がいない時間を過ごしてるんだろ。時計の針は止まることを知らずに規則正しく動いてるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、はくちゃんに愛されて心が痛いと思ったことなんて無かった。わたしだけに向けられた愛では無いけど、白鳥白鳥からオタクに向ける愛をたくさん受け取った。嬉しかった。幸せな空間だった。もっともっとはくちゃんに愛されて居たいと思った。

 

それなのに、今はすごく心が痛い。性別違和をはっきりと感じたのは、もしかしたら最近のことなのかもしれないしずっと抱えてきたのかもしれない。それでも、少しの期間でも、そんな複雑な思いでアイドルをやってきたなんてわたしが嫌だ。わたしは真摯に愛を受け止めていたのに、その愛の中に複雑な感情が入り混じっていたなんて考えたくもない。彼から受け取った愛がナイフのような鋭利なものになってわたしの心に突き刺さる。愛されていたのに、心が痛い。

 

 

 

 

 

 

 

もちろんはくちゃんを傷つけるつもりなんて一切なくて。ただ、残酷な終わり方だったなって、思っただけです。はくちゃんともっと会いたかった。話したかった。触れ合っていたかった。

 

 

 

 

 

 

わたしまだはくちゃんのことを愛していたかったよ。手のひらに乗るくらい小さなチェキが思い出と一緒にもっと増えていくと思ってたのに。自粛が明けて今以上にもっと愛を伝えられると思ったのに。はくちゃんに似合いそうなコスメ、プレゼントしたかったな。生誕祭、真っ白のワンピースで行きたかった。武道館に立つはくちゃんを見たかった。でも、もう全部叶わない夢なんだね。

 

 

 

 

 

 

 

白鳥白鳥は、死んだんだと思う。名前、アイコンが変わり過去ツイートが消されたTwitter、履歴のないツイキャス、閉じてしまったファンクラブ。

 

もう、二度と白鳥白鳥のオタクに、みにくいアヒルの子に戻ることはできないんだろうな、と思った。オタクはどうすることもできないから。ただ追いかけるしか無かったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

これから未練タラタラで生きていくんだろうな。辛いな。来世でははくちゃんが夢見た正真正銘のアイドルになれるよう願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さようなら

 

2020.07.04